バスケットボールのドリブルに、どんな技があるか知っていますか?
初心者でも出来る簡単なものから、習得までには一定程度の練習が必要になる高等テクニックまで、一言でドリブルといっても様々な技が含まれています。このセッションではそのうちの5つを紹介します。一生懸命練習して、レベルアップを目指そう!
■スピードドリブル
この技は簡単!すばやくボールをつきながら、リングへ向かってトップスピードで走ります。徐々にスピードを上げるのではなく、一歩目からトップスピードになるよう、初速に注意するのがポイント。
相手のディフェンスがいない速攻時に必要になる、基本的なドリブル技です。
最初からフルスピードが出せないと、せっかくの速攻も相手に追いつかれて、得点できるチャンスが下がってしまいます。まずはこのスピードドリブルを、早く正確に出来るようにチャレンジしましょう。
■コントロールドリブル
これも基礎的な技。上半身を起こして股を広めに開け、重心を低く保ちます。
ディフェンスに対してスティールされないように、半身になりながらボールを相手から遠い位置でドリブルします。ドリブル時の手の高さは、腰の位置に来るようにすることが重要です。
■クロスオーバー
ちょっとレベルが上がった技です。ドリブルしながら相手の目の前でボールを左右に持ち替えて、相手を抜き去ります。
相手から遠い位置にボールを置きつつ、空いている方の手をボールと相手の間に入れるように前に出すことで、ディフェンスしにくいようにします。スピードが速くなれば早くなるほど、ディフェンスも止めづらくなりますよ。
■レッグスルー
「カッコいいバスケットのドリブル」と聞いてイメージするのが、この技ではないでしょうか?
両足を前後に開き、股下にスペースを作ります。
このスペースでボールをバウンドさせ、左右の手を持ち替えるドリブルです。
一定程度の練習が必要ですが、慣れてしまえばそんなに難しくないハズ。カッコいいだけではなく、股の間を通すことで前足がディフェンスからのスチールを妨げる障害物の役目を果たしてくれるので、実戦でも役立つんです。
■スピン
身体を回転させて方向を変える技がスピンです。
ディフェンスのプレッシャーが厳しいときにスピンすることで、相手の背後に回りこむことが出来ます。
遠心力がつくのでボールのコントロールが難しく、モノにするには相当量の練習が必要になりますが、習得できればかなり心強い技になります。