バスケにおける基本プレーの1つである、ドリブル。
ドリブルはバスケ選手なら誰しも求められる必須技術ですが、残念ながら得意不得意はあります。
しかし、だからと言って苦手なままにしておくのは、断じて良くありません。
そこで今回は、バスケのドリブルが上達したい人に向けて、そのポイントを解説したいと思います。
見て盗もう
バスケのドリブルを上達させるポイントですが、一言で言うと上手い人の真似をすることです。
これではその人以上にはなれないと思うかもしれませんが、ドリブルが苦手だと感じているなら、まずはその人のレベルにまで、自分の技術を引き上げることを考えましょう。
真似をする相手に関しては、自身のプレースタイルや練習環境によって変わります。
いくらドリブルが上手い人の真似をしようとしても、その人のプレースタイルが自分と全く違うなら、中々身に付くことはありません。
それゆえ、いかにして自分に近いプレースタイルでドリブルが上手い人を見付けられるか……これが、ドリブルを上達させるポイントの1つです。
そして、その相手は身近な人でなくても構いません。
NBA選手などに理想となるモデルがいるのなら、その選手のプレーをひたすら真似するのも良いでしょう。
『盗む』や『真似する』と言うと、聞こえが悪いかもしれませんが、バスケに限らずスポーツや武道、芸術の世界に至るまで、模倣は上達のポイントとなります。
そのことを履き違えず、常に自分の理想を体現したプレイヤーを想像しながら、練習に取り組んで下さい。
体感を重視しよう
ドリブルを上達させるポイントとして、良く語られるのは体をどう動かすかですが、ここでは敢えてそれとは別の視点から解説します。
具体的には、自分の体感を研ぎ澄ませることです。
上記のように理想となる選手の真似をしていると、どこかで何かに気付くでしょう。
その気付きは、『何か違う』かもしれませんし、『何か上手くいった』と言う思いかもしれません。
こう言った気付きがドリブル上達には不可欠で、何度も繰り返すうちに、次第に確かな感覚になるはずです。
そうして、どのときに上手くいったと感じるかがわかれば、それをひたすら反復練習すれば良いのです。
大事なのは、頭で動くのではなく、自分が気持ち良くドリブル出来る感覚を磨くことです。
勿論、顔を上げることや正しいフォームなどの基本は、徹底的に身に付ける必要がありますが、その先はこう言った感覚に身を任せるのも1つの手段です。
ドリブル技術が頭打ちになっているように感じている人は、自分の殻を打ち破るつもりで、NBA選手の真似をしてみるのも良いでしょう。