どのような環境にあるにせよ、バスケと言う競技をする以上は、勝ちたいと思うでしょう。
そこに程度の差はあれ、勝ちたくないバスケ選手と言うのは、恐らくいないのではないでしょうか。
とは言え、常に勝ち続けられるほど、バスケは容易なスポーツではありません。
そして、練習量が同じなら、体格や身長、センスが優れているチームが勝つと思われがちです。
しかし、やり方によっては全体的な能力では劣っているチームにも、勝ち目はあるのです。
そこで今回は、バスケの試合で勝つ為に、相手のオフェンスやディフェンスの予測を裏切るコツをお教えします。
いかにして相手を混乱させるか
基本的な能力で劣るチームが勝つ為に何が必要かですが、上記でも述べたように相手の予測を上回ることです。
予測を上回れば、相手のオフェンスやディフェンスに仕事をさせず、こちらの力を最大限に活かすことが可能です。
言い換えるなら、オフェンスにしろディフェンスにしろ、相手を驚かせると言うことでもあります。
スポーツマンシップに反すると考える人も、もしかしたらいるのかもしれませんが、これらは勝つ為の戦術として、決して恥ずかしいものではありません。
武道の世界でも良く言われる、『心技体』の『心』を攻めると言うことになります。
当然ながら、いくら相手の予測を裏切ることが出来ても、『技』と『体』が未熟では、その効果は半減します。
それゆえ、自分たちを鍛えることも忘れてはいけません。
敢えて特殊な練習を取り入れる
能力で劣っているチームが格上に勝つのは、同じ練習をしていても難しいです。
勿論、あくまでも基本は徹底的に身に付ける必要はありますが、プラスアルファの練習をどうするかが重要です。
それゆえ、敢えて他のチームがしないような練習を突き詰めるのも、1つの手です。
例を挙げるなら、身長が低い選手にリバウンドの練習をさせるなどです。
しかし、正面から奪いに行っても、高い確率で競り負けてしまうでしょう。
そこで練習するのは、相手のジャンプを邪魔する技術や、もっと言えば、跳べないようにする技術です。
ただし、こう言った技術は相手も予測している場合が多いです。
そこで次に考えられるのは、ボールを奪った選手が着地した瞬間を狙う練習です。
この練習をしているチームは意外と少ないので、武器と呼べるまでレベルを上げることが出来れば、相手にとって大きな脅威となるでしょう。
何でもかんでも、無茶なことをすれば良いと言う問題ではありませんが、多少型を破ってでも、特殊な練習に取り組むのは悪いことではありません。
大事なのは、自分たちに何が足りなくて、それを補うにはどうすれば良いかです。
閃いた練習を取り入れて、格上のオフェンスやディフェンスを驚かせることが出来れば、きっとバスケがもっと好きになるでしょう。