バスケットボールの試合はオフェンスとディフェンスに分かれますが、全くの別物ではありません。
と言うのも、ディフェンスをしっかりするとオフェンスのリズムも良くなるからです。
それゆえ、オフェンスそのものを鍛えるだけではなく、ディフェンスの力を向上させることが重要とも言えます。
そして、良いディフェンスをするには足を使うことが大前提であり、逆に足が止まってしまうようなディフェンスでは相手にとって何の脅威でもありません。
そこで今回は、バスケットボールのディフェンスにおける、足の鍛え方を解説します。
目次
何より走る
バスケットボールで足を使うには、とにかく走ることが肝要です。
とは言え、一言で走ると言っても様々で、ここではどのような走り方が効果的かを説明します。
まずは、長距離走です。
これは基本中の基本で、バスケットボールに必須な持久力を付けるのに有効です。
このとき、コートの外周をひたすら走るよりは、公園などの外でロードワークする方が望ましいです。
次に、いわゆるラン&ダッシュです。
バスケットボールでは、単純な持久力だけではなく何本もダッシュを繰り返す持久力も求められます。
ゆっくりのペースで走るのと、全力疾走を交互に繰り返すことで、この持久力を鍛えることが出来ます。
そして更に足を鍛えるには、筋力トレーニングも忘れてはなりません。
いくら持久力を上げようが、肝心の瞬発力で劣っていては十全には発揮出来ません。
また、筋力トレーニングはただ筋肉を付けるのではなく、「使える」筋肉にすることも大事です。
鍛えたばかりの筋肉は固いので、解すこともしっかりしましょう。
日常生活も大事
上記では身体能力に重点的に解説しましたが、ここでは少し視点を変えてみます。
と言うのも、ただがむしゃらにトレーニングを積むだけでは、効果的に鍛えることが出来ないからです。
具体的に言うと、栄養バランスの良い食事を摂ることで、トレーニングの効果を最大限に引き出せます。
特に重要なのは、炭水化物、タンパク質、脂肪の三つです。
朝、昼、晩の三食を偏ることなく食べて、健康的な体を維持することを心掛けましょう。
最後に、睡眠についても話しておきます。
激しいトレーニングをすると、当然ながら体が疲れます。
しかし、その疲労を溜めたままトレーニングを繰り返しても、ほとんど意味がありません。
筋力アップする為の成長ホルモンは、22時~2時の間に多く分泌されるので、その時間帯は必ず眠っているようにして下さい。
また、筋肉はトレーニングを終えてから48時間~72時間の間に超回復し、以前よりも強くなります。
このことを考えれば、無理にトレーニングを続けても効果が薄いことがわかるかと思います。
以上のことを踏まえて足を鍛えて、チームを助けるディフェンスを最後まで続けられるようにしましょう。