バスケットボールは、オフェンスとディフェンスが絶え間なく入れ替わる競技です。
一瞬の油断が失点に繋がり、反対に相手の隙を突くことが出来れば、ものの数秒で得点することも出来ます。
それゆえ、バスケットボールにおいてディフェンスは非常に重要であり、オフェンスで負けているチームでもディフェンスが上回っていれば、十分に勝機があります。
しかし、ディフェンスは一朝一夕で上達するモノではなく、全体練習は勿論ですが、自主練などでどれだけ自分を高められるかが大事だと言えるでしょう。
フットワークの重要性
バスケットボールはボールや選手たちが高速で動く競技である為、相手の動きを見てから動いては遅過ぎます。
ディフェンスでは相手の動きを予測する力が重要で、それらは膨大な経験があって初めて身に付くモノです。
ただし、たとえ予測出来たとしても、その動きに付いて行くことが出来なければ意味がありません。
バスケットボールの試合ではストップ＆ゴーや、切り返し、ターンなど、ありとあらゆる手を使ってオフェンスは攻めて来ます。
そう言った動きに付いて行く為には、強靭な足腰や、鍛え抜かれたフットワークが必要なのです。
地味な努力を続けることが大事
オフェンスに比べて、ディフェンスの練習は辛く、地味なモノです。
誰でもドリブルやシュート練習は楽しく、率先して自主練をする人も多いですが、ディフェンスを鍛える為に自主練するのはかなりの根気が必要です。
厳しいフットワークを繰り返し、どのような動きにも対応出来るように様々な動きを練習する必要があります。
ブロックなどは別ですが、基本的にディフェンスは地味なプレーが多いです。
一発カットを狙うのは難しいので、まずは抜かれないことを意識しましょう。
その為にもフットワークの強化は必須で、最後までフルで動けるように体力を付けることも求められます。
派手なシュートやドリブル技術と違って見た目にはわかり難いですが、優れたディフェンスはチームに大きく貢献しているのです。
経験を積むには相手が必要ですが、ディフェンスの基礎を鍛えるのは自主練でも十分可能です。
あとは、それを続ける根気さえあれば、チームを救うディフェンスを身に付けることが可能でしょう。