バスケットボールは、非常に面白いスポーツです。
しかし、初心者はひたすら走っての体力作りや、何の為になるのかわからない練習に取り組んで、挫折してしまいがちです。
だからこそ、辛い練習に面白いと思える要素を取り入れるのが大事だと言えるでしょう。
そこで今回は、バスケットボールの初心者が楽しんで行える練習と、その際に心掛けることを説明したいと思います。
面白いだけのスポーツはない
バスケットボールに限らず、面白いだけのスポーツは存在しないと思います。
むしろ、辛さを知っているからこそ面白いと感じる部分も多く、それゆえに練習を頑張れるのです。
そしてバスケットボールはほとんど走りっ放しのスポーツなので、充分な体力が求められ、必然的に辛い練習も多いです。
面白い練習を取り入れることで、初心者はバスケットボールに馴染んでくれるかもしれませんが、それだけでは不十分です。
あくまでも練習は上達する為にするモノであり、楽しいだけでは遊んでいるのと変わりありません。
ですから、冒頭でも述べたように、辛い練習と面白い練習をバランス良く行うことが大事なのです。
辛い練習の中に面白みを
上記のことを踏まえて、ここでは具体的にどのような練習を行えば良いかを解説します。
今回例に挙げるのは、小中学校の練習です。
簡単な流れを説明すると、以下の通りです。
・ウォーミングアップ
・フットワーク
・三角パス
・2面
・3面
・5面
・1対1
・3対3
・ゲーム形式
・クールダウン
これらの練習を見るだけでも、走ってばかりで辛く感じるのではないでしょうか。
そこで有効なのが、フリースローなどのシュート練習です。
基本的に、シュート練習は初心者でも楽しんで行えます。
シュートが入ると気持ち良いですし、成功率が上がれば上達した実感を持つことも出来ます。
このようなちょっとしたことでも、バスケットボールの楽しさを覚えてもらうには効果的です。
繰り返しますが、バスケットボールは走りっ放しのスポーツです。
当然の帰結として練習も走りっ放しになりがちですが、それでは嫌になってしまう人もいるでしょう。
ですから、合間にシュート練習などの止まった状態で行える練習を行い、特に初心者の意識向上を促すようにしましょう。
また、バスケットボールの初心者はドリブルやハンドリングの基礎から学びますが、これもひたすら続けるのは苦痛に感じるかもしれません。
そこで、三角コーンを使ってジグザグにドリブルするなど、動きを取り入れた練習を行うと、新たな刺激となって楽しくなります。
このように、辛い練習と楽しい練習を見事に融合させることが出来れば、走りっ放しのスポーツも面白く思えるのです。
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