シュート力は、バスケットボールが使えない時でも鍛えることが出来ます。
代わりに、シュート時に使う筋肉を鍛えれば良いのです。
シュートを行う際は全身の力を利用しますが、主に下半身や、体幹を鍛えると良いでしょう。
体幹を鍛えることにより、空中でのディフェンスのプレッシャーによる、シュートフォームのばらつきを抑えることが出来ます。
空中では、体のバランスが不安定なためすぐにバランスを崩してしまいがちですが、体幹を鍛えることにより、これを防ぐことが出来るのです。
では、具体的な練習方法を説明します。
まず、体幹を鍛える練習方法からです。
うつ伏せになり両肘と両足の爪先を立て、体が曲がらないよう腰や背中が直線になるよう伸ばします。
そして頭を上にして、体が斜めに傾く形にします。
この状態を、20秒から30秒、呼吸を止めずにキープします。これを3セットから5セット行います。
仰向けでも先ほどと同じ要領で鍛えます。
次は横向きになり片肘と片足を床に付け、反対側の腕と足は真っ直ぐ伸ばして地面に付かないようにします。
上体を一直線に伸ばした上体で、これも20秒から30秒キープします。
この練習方法も3セットから5セット、バランス良く行いましょう。
このような筋肉トレーニングは自分の体重だけを使って行うものなので、体への負担が少なく、成長期においても安心して行うことのできる練習方法です。
この練習方法の効果を上げたいのなら、週に3回程度行うことを強くおすすめします。
シュート練習は毎日行うことが肝心ですが、筋肉トレーニングにおいては、やりすぎ禁物なのです。