ガードと呼ばれるポジションは、ゲームをコントロールする役目を持っています。
常に流れを把握し、状況判断してプレイしなければなりません。
オフェンス時においては、攻撃の起点ともなるポジションです。
ガードポジションのプレイヤーに必要とされるものは、ドリブルのキープ力や、状況判断力、またチームを指揮する指導力です。
状況判断やチームを指揮する力は、実戦経験によって培われるもので、積極的に試合に出場し様々な経験を積むことが、一番の練習方法です。
普段の練習では、ドリブルやパスの技術を磨く練習方法を取り入れましょう。
ドリブルの練習方法においては、まずキープ力を鍛えることが肝心です。
もちろん鋭いドリブルでディフェンスを抜く技術も必要ですが、ドリブルしながらでもバスケットボールをしっかりキープできなければ、ゲーム全体を見渡し状況判断することが出来ないからです。
ディフェンスとバスケットボールとの間に体を挟み込むような体勢でのドリブル、ディフェンスがカットしにくいような、低い状態でのドリブルが出来るよう、練習しましょう。
また、パスのスキルを磨く場合、素早いパス出しが出来るように練習方法を工夫します。
せっかく見つけたフリーの味方プレイヤーに素早くパスを出すことが出来なければ、ディフェンスのマークが付いてしまい、チャンスを逃してしまうことになるからです。
ドリブルした状態からパスの動きへとスムーズに繋げられるように練習しましょう。