ディフェンスを抜くドリブルテクニックに、“クロスオーバー”というものがあります。
バスケットボールを左右に大きく動かして、敵ディフェンダーを揺さぶり抜き去る、といったテクニックです。
単純な動きですが、きちんとした動きを身に付けなければ簡単にディフェンスにカットされてしまいます。
しかし、実践でもとても有効なテクニックですので、是非身に付けましょう!
“クロスオーバー”の練習方法のコツですが、基本的な動きは、右手でドリブルしている状態から、左手へ移し替える、逆に、左手のドリブルから右手のドリブルへ移し替える、といったものです。
左右へ素早く移動出来るので、ディフェンスはこのスピードになかなか付いていけません。
しかし、この左右のドリブルの切り替えが、バスケットボールをカットされる危険性をも持っているのです。
“クロスオーバー”を行う際には、この左右の切り返しに特に注意を払うべきです。
ボールカットを防ぐ一番の方法は、距離です。
バスケットボールとディフェンスとの間に一定の距離があれば、ディフェンスの手がバスケットボールに届くことはなく、ボールをカットされる心配がありません。
しかし、だからと言ってあまりにも距離が離れた状態で“クロスオーバー”を仕掛けても簡単にコースを塞がれてしまい、意味がありません。
常につかず離れずといった最適な距離を保ちましょう。
“クロスオーバー”では、いかに素早くボールを左右で切り返すかが重要なポイントとなっています。
左右の切り返しのスピードに重点を置く練習方法を行うことが好ましいでしょう。