フットワークとは、下半身を鍛える動きです。
フットワークをきちんと行うことで、ディフェンスに必要な下半身の力が手に入ります。
練習方法1 スライドステップ
フットワークの1つがスライドステップという練習方法です。
まずはディフェンスの基本的な姿勢をとります。
腰を落とし、足を広げて背筋を伸ばします。
両腕は肩の高さで広げましょう。
その状態で正面を向きながら、横にスライドするように進みます。
バスケットコートの端から端まで5往復から10往復行いましょう。
この練習方法で注意する点は、腰の高さが上下しないよう、一定の位置で保つことです。
腰が上下してしまうと重心が安定しなくなり、相手の素早い切り返しに付いていけません。
また、歩幅は広くとりましょう。
進む方の足を大きく出し、反対の足を滑らせながら進む感覚です。
練習方法2 サイドステップ
この練習方法には、下半身の瞬発性を高める効果が期待出来ます。
ダッシュ力やジャンプ力が上がるので、ディフェンスにはもちろんのこと、オフェンスにも役立つフットワークですから、バスケットでは必ず取り入れていきたい練習方法です。
まず片足で踏み切り、もう片方の足で着地します。
この時着地した方の足の膝を曲げ、着地した足とは反対の手を、着地した足の爪先に近づけます。
視線は上向きで、背中が曲がらないようにしましょう。
これをリズミカルに、左右交互進んでいきます。
ジャンプする際の距離は、出来るだけ遠くを目指します。
バスケットコートの端から始めて、反対側まで進みます。これを往復10回しましょう。