バスケットボールにおいて、得点力と守備力のどちらが重要か。
この議題の答えは、人それぞれだと思います。
言ってしまえば両方とも大事なのですが、それは当たり前なので別とします。
ですが、少なくとも1点も取れなければ勝つことは出来ません。
逆に99点取られても、100点取れば勝ちです。
極論ですが、要するにバスケットボールにおける得点力は、やはり非常に重要だと言うことです。
そこで今回は、バスケットボールで得点力を上げるにはどうすれば良いかを解説します。
ミドルレンジシュートを磨こう
バスケットボールで勝つには点を取る必要があり、点を取るにはシュートを入れなければなりません。
しかし、一言でシュートと言っても様々で、何をもってシュートが上手いと判断するかは難しいです。
そんな中で私が練習することをお勧めしたいのは、ミドルレンジシュートです。
勿論、どの距離からも点が取れるのが理想ですが、このミドルレンジシュートが得点力に大きく関わっていると考えています。
実際、NBAのスター選手などを見ても、ミドルレンジシュートの成功率が非常に高いです。
スリーポイントシュートは狙うのも良いですが、スリーポイントシュートはどうしても波があり、安定した得点力を高めたいならやはりミドルレンジシュートは欠かせません。
相手ディフェンスのレベルが高ければ、インサイドに切り込むのも難しくなるので、そう言う意味でもミドルレンジシュートは必須です。
ミドルレンジシュートを上達させる為に
前述のようにミドルレンジシュートは得点力アップに繋がりますが、どのようにすれば上達するのでしょうか。
言うまでもないのは、毎日のシューティング練習です。
ただ数をこなすのではなく、課題を持って集中した練習に取り組んで下さい。
その上で大事なのは、試合でもどんどんシュートを撃つことです。
練習で100回決めるよりも、試合で1回決める方が成功体験を積めます。
苦手なうちは、何度撃っても外してしまうかもしれません。
それでも撃って下さい。
負けても良いから…とは言いませんが、消極的になってシュートを撃たなければ、いつまで経っても上達しないでしょう。
そして、シュートがないと相手にばれたら、パスもドリブルも通用し難くなります。
反対に言うと、ミドルレンジシュートを磨くことは、それ単体の武器で終わるのではなく、元々持っていた他の武器を強化することにもなるのです。
ミドルレンジシュートが入るようになれば、ディフェンスはシュートを警戒して前に詰めて来るので、ドライブで抜き易くなります。
ドライブで抜けたら今度は抜かれないように下がるので、パスやシュートを決め易くなります。
こうして良いリズムが生まれれば、チーム全体にもそれは広がり、勝利がグッと近くなるでしょう。