バスケットでのフェイントとは、敵のプレイヤーを騙すために攻撃をしかけるふりをすることです。
例えば、シュートを打つと見せかけ、ディフェンスがブロックしようと腰を浮かせた瞬間を狙いドリブルで抜き去ることなどを、フェイントと呼びます。
フェイントの練習方法バスケットでのフェイントの練習方法は多種多様で、様々な方法が存在します。
実際のゲームや試合のDVDなどで、他のプレイヤーやプロのフェイントの動きをよく熟知する方法も、フェイントの練習方法の1つです。
また、フェイントとは基礎が出来ないと使えない技であるため、ドリブルやパス、シュートの基礎練習をしっかりとこなすことが、練習方法となります。
実戦で使えるフェイント
よく実戦で使われるフェイントは、
体を傾ける、首や目線を動かすなどして相手を惑わすものが代表的です。
他にも、相手との動きのタイミングをずらすのも、
実用的なフェイントです。
バスケットの世界では、ベテランプレイヤーほど自分の経験を頼りに、動きを先読みしようとします。
ディフェンスプレイヤーに動きのタイミングを敢えて読ませておき、急激にタイミングやリズムを変えるだけでも、十分効果が得られます。
これを、チェンジオブペースなどと呼ぶこともあります。
フェイントの注意点
一見オフェンスではとても効果的な技に見えるフェイントでありますが、フェイントをかける際、バスケットボールが無防備になってしまう場合があります。
例えば、右に行くと見せかけて左にドリブルをつこうとする時、ボールを一度右から左へ移動させようとしますが、
この時バスケットボールはディフェンスの目の前を通るため、フェイントが読まれている場合にはカットされる危険性が高まります。
この危険性を少しでも抑えるため、ボールを移動させる際にはディフェンスにカットされない位置(頭の後ろや膝の下など)を通す、また、ボールを動かさずにしっかりと押さえたまま、上半身の動きや目線だけでのフェイントも組み合わせて活用しましょう。